値段の話①

| 2019.10.9


10月からの消費増税により、ここ最近はモノの値段の話題が多い。

ということで、今日は値段の話をしようと思う。

私はDari Kを立ち上げるまで、つまり自分の人生においてこの世に生を受けてからサラリーマンだった29歳まで、自分で一度も値段を決めたことがなかった。とはいっても、きっと多くの人が同じだと思う。このブログを読んでくださっている方の中で、どれだけの方が何でもいいけど自分で価格を決めたことがあるだろうか?(きっとほとんどいないだろう、と思って書いていたものの、もしかしたらメルカリなどを通じて自分でモノを売ったことある人は結構多いかもしれず、そういう人は自分で値段を決めたことがありますね><;)

まあそれは置いといて、値段を決めるというのは非常に難しいことだと私は思っている。たとえどんなにクオリティが高く良いものでも、値段が「高い」とそもそも買える人が限られてしまうため、なかなか売れなくなってしまう。では「安い」のがいいかというと、消費者にとってはそれは良いことかもしれないけれど、極度に安い場合、そもそも売り手に十分な利益が残らず、下手したら商売を継続できなくなる可能性すらある。

そもそも「高い」・「安い」と一口で言っても、絶対額として「高い」・「安い」ケースもあるし、他社の商品やサービスと比べて相対的に「高い」・「安い」場合もある。また、その商品のクオリティやサービスがもたらす効用の割に「高い」・「安い」(いわゆるコスパの良し悪し)と判断される場合もあるので、非常にややこしい。

あるモノやサービスの値段を見て、それが「高い」のか「安い」のかは、人によって異なる。だから、例えば1つ100万円する高級ブランドのバッグを100人中99人が高いと言うからといって、「安い」と思う残り1人が間違っているかと言われれば、それはそれで本当だろうし、間違っていない。

だとすると、何かの値段を決めるときに、唯一絶対なる正解というのはないと考えてよいだろう。そんな中で、商売をしている人は自社のモノやサービスの値段を決めないといけないわけで、頭を抱えることになるのだ。