新作 │ 発酵にこだわるチョコレートトリュフ

dari K to the World
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訪問記Part 2

さて、スラウェシ島初日の屋台食べ歩きから
夜が明けて2日目。
朝7時にホテルで待ち合わせしていた、今回の旅の
アレンジ役のウマールさんとドライバー2人がやってきました。
久々の再会に抱き合う私とウマールさん!
Dari Kがまだなかった頃、僕はこのウマールさんのみを
頼りにスラウェシに渡り、カカオ農園を駆け回ったのです。
そういえばあの頃はまだ住所も書いていないDari Kの名刺を
持っていって、会う人会う人に「スラウェシのカカオで
チョコレートを作るんです!」と意気込んでいたっけ。
その当時は発酵のことも、焙煎のことも、何も知らず
ただカカオの実を見て興奮していたな~。
今となっては、カカオ豆を割って発酵の具合を調べたり
どの温度でどれだけローストするとどんな味になるか
知っていたり、随分成長したものです。
さて、話を元に戻して、今回7人は2台の車に乗って
カカオ農園を目指しました。以前は夜行バスで移動していましたが
今回は限られた時間と、初海外の人も多いため
ただでさえワイルドなスラウェシであまり無理をしないよう
ちょっぴり贅沢に(普通の人にとっては当たり前ですが)
車をチャーターしたのです。
それで、走ること3-4時間。まだまだ道半ば。
途中のパレパレという都市で一休み。といっても
ラマダン(断食)期間中のインドネシア、どのお店も
閉まってる!
お腹すいていないかウマールさんが確認すると、
全員が「すいた」と。。。
気を利かせたウマールさんが、唯一あいている
レストランを探してくれました。
そこで注文したのは「ナシゴレン」
「ナシ」=ごはん。
「ゴレン」=炒める。
炒飯。そう、チャーハン。インドネシアのチャーハンです。
そうみんなに説明した手前、みんなチャーハンが
出てくると思ったら・・・
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どど~んと赤い米。
これもナシゴレンなんです。
スラウェシのナシゴレンは赤いことが多いです。
ケチャップなんでしょうか?味はケチャップっぽくないのですが
なぜか赤いんですよね。
申し訳程度に入ったタマゴと野菜。
あくまで米がメイン。なぜなら「米」を「炒める」と書いて
ナシゴレンだから。ザ・ナシゴレン!
恐る恐るみんな赤い米を口に運びますが
これが案外(失敬!)うまいんですよね~。
昼食を終え、再度来るまで北上すること3~4時間。
いよいよカカオの村までやってきました。
ここの村のリーダーにまずはご挨拶。
そして近くの農園を案内してもらうことに!
日本を離れて約48時間、いよいよ憧れの
カカオとご対面となるわけです!
農園の近くの村では子どもが遊んでいます。
初めて見る外国人にのお兄さん・お姉さんに
囲まれてちょっと緊張気味。
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それからどんどん道なりに、奥へ奥へと進んでいきます。
高鳴る鼓動。
「カカオは橋の向こうにある」
そうウマールさんが言います。
もうカカオはすぐそこにある!
あとは橋を渡るだけ!!
しか~し!
橋はどこですか??
その橋ってもしや・・・・
倒れた木が一本。
これが「ブリッジ」なのか・・・
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こわいなんていってられない。
Dari Kのチョコの仕込みで鍛えた強靭な
足腰と、接客時のとびきりのスマイルで
みんな木を、いや、「橋」をすいすい
渡っていきます。
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さて次回、いよいよ感動のカカオとのご対面!!
Don't miss it!!
《お知らせ》
8月18日(土)昼11:55~
関西読売TV「マチャミ&なるみのぶっちゃけナハーレ」で
Dari Kが紹介される予定です。
是非ご覧下さい!!