新作 │ 発酵にこだわるチョコレートトリュフ

dari K to the World
ブログ

チョコレートの木箱

皆様、Dari Kの木箱をご覧になったことはありますか?
木箱の表面には、Dari Kのロゴの焼印が押してあるの
ですが、この焼印、週に2回くらいのペースでコツコツ
自分で押しています。
ss-CIMG4289.jpg
4月15日のオープン前日に押した焼印は、温度調節も
うまくできず(直火ではなく電気ゴテを使用)、
色も濃すぎたり薄すぎたりでしたが、まさに
Practice makes perfect!
(英語で「習うより慣れよ」。直訳は「練習が完璧を生む!」)
押すごとにうまくなっていき、今ではほとんど失敗は
しなくなりました。それでも若干の濃淡はあるのですが、
それは全て一つずつ手で押している証拠。
だから温かみがあって好きです!
ところで、Dari Kのチョコレートは包装は
個別の袋か木箱のどちらかとなっており、バレンタインで
よく売っているような紙製の箱は使用していません。
いったいなぜ!?
もちろん木箱は見た目にも豪華ということはあります。
でも、それは裏返して言えばコストがかかるということ。
コストがかかってでも木箱にした理由。
ひとつはチョコレートの保存性です。
Dari Kのチョコレートは毎日作りたてで柔らかいのが特徴。
よって、暑い日はもちろん、そうでなくても10度以下で
要冷蔵というケーキのような繊細で新鮮な生チョコレート。
そこでもし紙箱を利用すると、冷蔵庫に入れたときに
水滴で箱が濡れるなど、長時間の保存にあまりむいて
いないんです。せっかく可愛い紙箱を使っても
冷蔵庫の中でちょっとふやけて、結局捨てられてしまう。
そんなことを危惧していたときに思いついたのが
木箱です。木箱は冷蔵庫内の湿気をちょうどいい具合に
吸収してくれるので、チョコレートは乾きすぎず濡れすぎず、
という絶妙なバランスを取れるんです。
木箱を選んだ2つ目の理由。それは食べたあとにも使用
していただけること。可愛いパッケージだと、食べた後に
小物入れとして使いたくなりますよね。
でも紙箱だと、チョコレートがついたり匂いがしたりすると、
捨てられてしまうリスクが高い!しかし木箱だったら、
チョコがついたとしても濡れた布で拭いてもらったり、
かるく洗って頂ければすぐに落ちるので、食べ終わった後も
小物入れやアクセサリー入れ、薬入れなど色んな用途に使って
頂けるとおもったのです。(みなさん、実際どのように
使われてますか!?)
そして3つ目の理由は、インドネシア産の木材を使用していること。
普通は国産の桐や中国など海外で作られたベニヤが木箱として
使われることが多いのですが、Dari Kの木箱の木材は
カカオ豆と同じインドネシアで採れたものなんです。
環境に優しく、他の木よりも早く成長して収穫できるこの木の
ことを知った時に、運命めいたものを感じました。
インドネシア産でかつエコな木材☆ 素敵です!
というわけで、チョコレートの新鮮さを保つのに適している
という保存性と、食後も使用していただける実用性、そして
インドネシア産の環境に優しいというエコ性、3つを
兼ね備えた木箱。そしてDari Kのロゴの焼印。
木箱の裏にあるこんなメッセージを今日は紹介してみました。
明日はいよいよ2度目のカカオ豆&カシューナッツが
インドネシアから届く日です!!前回は混載便のコンテナで
送りましたが、今回はコンテナ一つを借り切っての
輸入。よって搬入も前回とは比較にならないことが
予想されます。体力勝負間違いなし!
この様子はまた改めてご報告します。
お楽しみに!