壮大な社会実験!?

| 2020.3.11

新型コロナウィルスの学びはなんだろう?

・予測不能な病気が急に広がることがあるということ
・その病気は国境を越えて短期間に世界的に広がる可能性があるということ
・いつ収まるかわからない事象が起こったときに、人は保守的になるということ
・事態の不確実性と人の保守性が合わさって、経済が大混乱し得ること
・外出できなくても仕事ができるような体制を会社も個人も整えたほうがいいこと
・幼稚園や保育園、小学校などが休校になったときの社会的なインフラ(セーフティネット)が必要なこと

パッと書き出しただけでもどんどん浮かんでくる。

予測不能な事態が起きた時、その予測不能性ゆえに私たちは準備できないことが多い。準備できていれば少しはマシな対応や対策がとれるのかもしれないが、それは難しいことが多い。少なくとも今回は、SARSなど規模は違えど前例があるからまだ若干の既知感はあり、パニックには至らなかったが、重要なのは予測不能な事態が起こる可能性があるということであり、それは疫病なのか天変地異なのか自然災害なのか何なのかは分からないが、過去の経験から学び、それを次回に活かすことが重要だと思う。

そんな中、逆張り志向の私は考えていた。コロナの影響で程度の差こそあれ、どの国の経済も相当程度打撃を受ける。世界中の被害にあった方には強く気の毒に思うが、しかし、これはある意味、神様が通常ではできないような社会実験をしたようにも感じている。どういうことかというと、今や中国は世界第2位の経済大国であり、GDPは日本の約3倍弱もある。中国がくしゃみをすれば世界が風邪をひくと言われるほど、中国の経済の存在感は大きい。

そんな中国でコロナウィルスが広まり、外出が禁止され、生産も消費も未曾有のレベルで縮小した。要は不要不急の経済活動は一切シャットアウトされたのだ。するとどうだろう。当然ながら多くの人の関心は中国経済へのダメージを気にするが、私はコロナによるポジティブな面をこっそり探していた。

私が考えていたのは「経済活動が止まることで、自然環境への負荷が軽減される」ということ。中国の経済成長は、日本やアメリカの経済成長もそうであったように、多くの外部不経済、つまり公害やら環境破壊を伴ってきた。中でも有名なのは大気汚染だ。今回のコロナにより、外部不経済の影響がかなり緩和されているのではないかと睨んでいたところ、その仮説を検証するかのようにBBCが先日こんな記事を出していた。

BBCの記事

この図、是非見てください!NO2(二酸化窒素)がほとんどなくなってる!これはアンビリバボーのレベル。逆に経済活動が活発化すればするほど、本来クリーンな空気がどれだけ汚れるかも理解できる。

コロナの影響は甚大で、バレンタインやホワイトデーといったチョコレート業界で年間最大の繁忙期をコロナに直撃されたDari Kも漏れなく大打撃を受けているが、このピンチからどれだけの教訓を学べるかが試されているように思う。「大変、大変!」と言っても事態は変わらない。さぁ、全国の皆さん、本質を見極める機会を与えられたと思って頑張りましょう!