Dari K(ダリケー)

Dari K to the World
ブログ

チョコレートの祭典

いつもブログをご覧下さり、ありがとうございます。
そして最近チョコレートの生産のために
本来ならばこのブログで発信していきたいことが
沢山あるのに、なかなか書けずにとっても残念です。
今日もまたこれから仕込み。
折角ご予約頂いているお客様が大勢いらっしゃるので
そりゃもうとびきりフレッシュなチョコレートを
お届けするため日夜奔走しています。
さて、百貨店にも出店しているので
直接チョコレートを持っていったり、
販売員さんに話を聞くために毎日会場に足を
運んでいるのですが、チョコレート大好きな
アメリカ人(在京都)の友人から先日メールが来ました。
百貨店の催事場でのバレンタインフェアを訪れた彼は、世界各国から有名ブランドがこぞって出店し、
それに群がるように女性が買い物をしている光景に驚いたといいます。
ただその驚きは、催事場の華やかさだけでないようで、違和感も同時に覚えたといいます。
というのは、ほとんど全ての出店しているチョコレート・メーカーが
どこの産地のカカオ豆を使い、カカオ分がどれくらいで
味の特徴がどうかを記載もしていなければ
販売員が説明をしているわけでもない。
ショーケースに綺麗に並べられたチョコと
そのラッピングを、「どうだ、美しいだろう」と
言わんばかりにアピールしている各ブランド。
そしてその見た目の華やかさとブランド名につられて
商品を選ぶ客。
彼は、そんな光景をみて、「そのチョコが美味しいかどうか、
自分の好みにあうか、渡す相手の好みに合う味かを
日本人は考えないの?見た目で判断するの?
せっかくこんなに多くのブランドが集まっているのに、
そのチョコの原料のこだわりやカカオ豆の産地、
チョコレートの味の特徴をちゃんと全面に出しているのは
Dari Kくらいだったよ」というメールをくれました。
言われてみればその通りかもしれません。
意識的にみてみるとチョコのこだわりがつぶさに見えないブランドが多い気がします。
カカオ豆の焙煎からやるから良いとか偉いとか
そういうのではなく、たとえクーベルチュール(製菓用
チョコレート)を使用していたとしてもどのような
クーベルチュールを使用しているのか、どういう
味に仕上げているのか、その辺のことを
各ブランドは本来であれば明確にすべきだし、
明確にしないのは明確にするほど工夫をしていないか、
あるいは日本人はパッケージや見た目で判断するから
その説明は不要と思われてるのでしょうか。
表示ラベルをみると、製造者ではなく
販売者となっているところも多いのが実情。
つまり、自分のところでチョコを作っているのではなく、
自分のブランド名でOEM(他社に作ってもらう)に出している
ところも多いんです。そうなると、こだわりとか
その辺も薄らぐのは免れない事実。
結局何が言いたいかというと、Dari Kは
チョコレートメーカーとして、そして豆の焙煎から
手がけるものとして、飾らないけどやるべき仕事を
しっかりやるべきだし、実際にやっている。
そしてそれを分かってくださるお客さんがいて
このことが嬉しいということです。
着実に一歩ずつ、量産はできないけれど
この味を多くの人に知っていただき、これが縁で
チョコのこと、インドネシアのこと、食べ物のこと、
世界のこと、経済のこと、いろいろ考えるきっかけに
なればと願っています。
でもこんなに考えなきゃならなくなるチョコは
小さくても重たいですね(笑)。まあ本当のカカオの美味しさを
分かって頂ければまずは十分良いのです!
今始発列車で大阪へ向かっています。
作りたてのチョコレートが召し上がっていただく人に
笑顔をもたらしますように。