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タイにきています(1)

今タイのバンコクに来ています。

といっても今回は カカオ関連ではありません。

タイの外務省が、ASEAN+3(日本・中国・韓国)のフレームワークを 推進するために、自国を除く12カ国の若手を招聘。

タイ政府の外交や経済政策に関する取り組みを紹介し、また各国代表と 意見交換するとプログラムを開催しており、それに縁あって日本の代表として 参加しています。

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13ヶ国のうちタイを除く12カ国から、各国1~2人が招聘されているので、 計約20名が参加しているのですが、そのうち約半数はいわゆる官僚で、 残りの半分が私を含め民間の参加者です。

今週は朝から晩までタイ外務省やその他省庁、あるいはシンクタンクなどを 訪問して話を聞いています。

学生の時のように一方的に講義を聴くのではなく、 各国の参加者が結構積極的に質問したり意見を述べたりするので、日本を 代表して参加させていただいている身としてはウカウカしていられないのが実情。

 

特に日本は中国・韓国とならびASEAN+3のフレームワークでは 「+3」なわけで、例えばタイの輸出先としては以前は日本が最大の 輸出先であったのが今は中国にその座を奪われています。

またタイへの旅行者の数も、日本人はかつて1位でしたが今は中国に次ぐ2位に。

しかもASEAN+3の枠組みの中で多くのインフラ系のプロジェクトは マレー半島と中国を結ぶ道路の建設や物流(陸路)の整備など 地理的にも中国寄りになっているのは否めません。

だから中国や韓国の参加者が積極的に質問をする中で 私が黙っていてはあかん!

ここはフレンドリーな態度を保ちながらも 日本の魅力や重要性をアピールせな(なぜか関西モード)!と勝手に使命感に燃え、 かといってアグレッシブな態度をとるべき場では決してないので、 ちょこちょこ個人ベースでアベノミクスの説明や今後の日本の ポジショニングを自分の観点から話しています。

 

2015年に「政治・安全保障共同体」,「経済共同体」,「社会・文化共同体」の 3本柱から成るASEAN共同体を目指すASEANは、今後東アジア地域の発展と 安定のためにも極めて重要で、またその重要性と潜在性ゆえに 非常に結束が固いと言えます。

とはいえ、各国ベースでみると、日本と中国、または日本と韓国との間に 領土問題があるように、例えばタイもカンボジアとの領土問題は記憶に 新しいところですが、東シナ海の利権をはじめ、各国ともに問題を 抱えているのは事実。

 

それでも、その問題は問題として専門家を中心に解決を目指し、 あくまで国同士では、また国民レベルでは敵対することなく 温和に互いを尊重し合い、統合に向けてやっていきましょう、という姿勢が 随所に見られ、官僚でも国際関係の学者でもない私にとって外交の 現場を垣間見ることができたのは素晴らしい経験です。

 

まだプログラムは続きますが、また改めて学んだことを 書きたいと思います。 (つづく)