春爛漫・今だけのトリュフ
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【イベント記事】2021年にオープンした、神戸のフェリシモ チョコレート ミュージアムってどんなところ?

 昨年10月に神戸でオープンした「felissimo chocolate museum(フェリシモ チョコレート   ミュージアム、以下FCM)」。FCMでは、ショコラティエの想いや創造性が余すところなく表現されたパッケージに特に着目し、世界中のチョコレートパッケージを収集・展示・保管しています。

 

そんなFCMで現在開催されているのが、日本のショコラティエ・カカオプロデューサー6名の「チョコレートづくりに欠かせないエッセンス」を紹介する特別展「6 Essencesーチョコレートを表現する6人の知覚ー」。dari Kも特別展に参加させていただいています。

 

「興味はあるけれど、神戸まで遠くてなかなか行けない」という方のために、特別展を含むFCMの様子を少しだけお届けします!

 

◆神秘的な雰囲気を醸し出す、カカオハスクの展示

 

 カカオハスクのオブジェ

 

入口を入ったところに展示されているのが、カカオハスク(カカオ豆の薄皮)を使ったオブジェ。アーティスト木村浩一郎氏制作のオブジェとコラボレーションして作られ、ほんのりと甘い香りが漂います。カカオの学名は「テオブロマ カカオ リンネ」と言い、「テオブロマ」は「神々の食べ物」を意味します。その名にふさわしく、カカオハスクを使ったこのオブジェは照明もあいまって神秘的な雰囲気を醸し出しています。

 

◆巨大な板チョコレートと撮影できる人気スポット

 

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撮影のために並ぶ列ができるほど人気だったのが、メイン会場の手前にある、巨大な板チョコレートと一緒に写真が撮れる撮影スポット。巨大な板チョコレートは磁石で壁についており、一片ずつはがすことができます。

 

◆壁中に埋め尽くされた美しいパッケージ

 

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メイン会場に入ると、壁づたいに、ロの字形にチョコレートのパッケージがずらっと展示されています。その数およそ1万2000点。歴史を感じるパッケージから最近のパッケージまでさまざま展示され、チョコレート好きなら見るだけで楽しい気持ちになる空間です。

 

パッケージは一般の方や企業から寄贈されたものがほとんどなのだそう(現在もパッケージの寄贈を受け付けています)。約1万2000点のパッケージの中からたった一つしかないパッケージを見つける「パッケージハンティング」も開催されています。パッケージを見つけると、パッケージの近くに合言葉が書かれています。出口を出た後、FCMスタッフの方にその合言葉を伝えるとミニプレゼントがもらえます(先着順)。約1万2000点の中から探し出すのは至難の業ですが、パッケージ一つひとつをじっくりと見られる絶好の機会ですので、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

◆企画展「6 Essencesーチョコレートを表現する6人の知覚ー」

 

6人のショコラティエ

パッケージが壁づたいにぐるっと展示されている中で、その中央のスペースにあるのが企画展のコーナー。CHOCOLATIER PALET D’ORの三枝俊介氏、LE CHOCOLAT DE Hの辻口 博啓氏、MUSÉE DU CHOCOLAT THÉOBROMAの土屋 公二氏、PATISSIER eS KOYAMAの小山 進氏、Yumiko SAIMURAの才村 由美子氏、dari Kの吉野の、チョコレートづくりに欠かせないもの、日頃の創作活動を支えているもの、そして自身の分身ともいえるような大切なものが展示されています。美しいショコラを生み出すためのリフレッシュ方法なども展示物などから垣間見え、ここでしか見られない、唯一無二の展示となっています。

 

◆最後に

 

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出口の物販コーナーにはFCM限定のチョコレートやチョコレートにまつわるグッズが販売されています(dari Kの商品も一部お取り扱いいただいています)。また、展覧会に出展している各ブランドの美しいショコラの写真が一冊のポストカードブックにまとめられており、一枚ずつ切り離してポストカードとして使うこともできます。dari Kは、インドネシアのカカオ農家さんの写真や発酵の様子を収めた写真など、dari Kらしさ全開の写真がポストカードになっていますので、よろしければぜひご覧ください(ポストカードブックはFCMの物販コーナーでお買い求めいただけます)。

 

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FCMは海に面した場所にあり、特に晴れた日は景色も最高です!暑い時期にさしかかってきていますが、神戸にいらっしゃる機会があればぜひFCMにお越しください。

 

※詳細は公式ホームページをご参照ください。