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dari K to the World
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カカオ農園ツアーレポート② 6年ぶりの農園ツアーはパワーアップしていました(自画自賛)

みなさま、こんにちは!dari Kスタッフの足立です。
3月から申し込み開始の告知を始め、この夏やっとカカオ農園ツアーの再開を果たすことができました!
2014年から毎年開催してきたツアーですが、我ながら「今回のツアーはパワーアップしたなー」と現地で感じることがたくさんあり、みなさんに共有したいなと思っています。
今回のツアー工程のレポートブログはこちら

右も左もわからなかった頃

2014年にdari Kとして初めてツアーを実施しましたが、その頃は私自身もカカオ初心者でした。入社してすぐ企画を進めたため、実際スラウェシ島を訪れるのはこのツアー同行が初めてで、参加者のみなさんをアテンドするにも「行ったことのない場所をどうやって案内するんだ・・・」とスタッフとしての内心は途方に暮れていました笑。当時から協業しているヘルウィンさんやイチャルさんに「ツアーをやりたいと思っている!」ということ伝え、詳細のプログラムや観光局とのやりとりは任せていました。

2016年頃まではそのような形で実施していたので、予定していた伝統芸能の見学場所が当日変更されていたり、休憩として考えていた時間には、観光局のその年の一押しであるビーチや島に予告なく連れて行かれたりしていました笑。船に乗ったり、マングローブを植樹したり・・・本当に色々あったなぁ。

駐在員として現地で受け入れていた頃

2017年からは私自身が駐在員として、現地で実際に各所と調整し、プログラムを実施していました。現地に住んでいたこともあり、ツアーで押さえておきたいポイントや見どころもわかり、毎年安定したプログラムで実施できていたように思います。

それに伴って、本当に多くの参加者の方々にお越しいただいていた時期でもありました。過去最大のツアー人数は全員で50名を超えており、複数台の車両でチームに分かれて移動していました。カカオを満喫する一方で、地域の方々との交流もしてもらえたら!との想いで、この頃から小学校での手作りチョコWSは毎回開催しています。

カカオ農家の方々を招待しての質疑応答会なども実施しており、「また日本から来ないの?」「ツアーまたやるのか?」と聞いてくれる農家さんも増え、現地でもツアーの認知度が上がっているなと嬉しく思っていました。

久々のツアー開催への想い

コロナ禍で外出がままならなくなり、議論の余地など一切なく農園ツアー開催を見送ってきました。当時はこれからどんな時代になるかも予想が出来ずに、もうツアー復活出来ないかもなと悲観的に考えていたことも・・・。
しかし徐々に出張に行けるようになり、お取引先の方をご案内できるようになり、「これは開催の兆しあり・・・?」と社内で企画を進めていました。
松井さんにも開催を考えていることをお話し、少しずつ準備を始め、今年の夏ようやく再開することが出来ました。実に6年ぶり。長かったような、でも実際に現地に立つと、2019年の最後の開催をついこの間のように思い出せたり。参加者の方には内緒にしていましたが、ヘルウィンさんやイチャルさんと「ようやく再開できたね。参加者が喜ぶ顔がまた見られて嬉しいね。」と喜び合い、少し涙ぐんでしまう場面もありました。(食事を準備してくれたお母さんたちにも感謝でいっぱいです)

人は人との繋がりによって共感の気持ちを持つし、そうして心に生まれる気持ちを胸にdari Kのチョコレートを食べてくれる方が1人でも増えたら嬉しいなと私自身は思っています。そしてその繋がりを生む大きな機会が農園ツアーだと確信しています。

何がパワーアップしたのか

長々と過去のツアーのことをお話してきましたが、一体何がパワーアップしたんだという本題です。それは、「これまでのツアーよりも『もっともっとカカオに浸れる』という点」がパワーアップしております!!!今回のツアーでは、ロケーションの異なる3軒のカカオ農家を訪問し、様々な農園の様子を視察いただくことができました。さらにカカオ農家さんに直接質問をし、農園メンテナンスのこだわりなどカカオにまつわる質問だけではなく、農家さんのひととなりを知ることができる質問も飛び交い、これまでにない機会となりました。

これまでのツアーでは車両の制限などもあり、訪問できるカカオ農園は1軒のみだったのです。1軒でももちろんカカオを楽しんでもらえていたのですが、いくつか比較することでカカオ農家さんの状況をもっと知ってもらえていたのではと思っています。何よりも「ツアーで農園をご紹介したい!」と思えるような、頑張るカカオ農家さんと長くご一緒出来ていることの証として、訪問先が変化していることを私自身が感じ、少しずつですがパワーアップしている自分たちの活動を感じることもできました。

食事もこのツアーの重要コンテンツであり、かなり個人的な希望もあって、毎回立ち寄っているお気に入りのカフェにもみなさんをお連れすることができたのも進化でした。地元の人々で毎日賑わうカフェで感じていただけたローカル感は言葉に表せないものだったと思います。

来年も、もちろん開催を目指して計画を進めています。
ご興味のある方、今年行けなかったけど・・・という方は、ぜひ年明けには情報をアップできたらと思っていますので、引き続きdari Kからの発信にご注目いただけると嬉しいです!

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