春爛漫・今だけのトリュフ
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2016年カカオ農園ツアーのご案内

2年前から一般公募を始め、昨年は40人ものご参加をいただいた「Dari Kカカオ農園ツアー」。

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日本とかけ離れた異国の地で行う手作りツアーはあまりに濃い内容ゆえに、それに刺激を受けて留学したり、就職先を変えたり、転職したり、チョコレート屋を開業したり、親子で良い思い出を作ったり、恋人が出来たり(!?)と、色んな意味で多くの参加者の人生を変えてしまうこのツアーを今年も開催いたします。

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しかも、これまで年1回だったツアーを今年からはテーマ別に複数回開催致します。参加者の皆様の関心に沿った内容のツアーをお選びいただくことで、さらに満足度を高めようと只今ツアー企画の詳細を詰めている真っ最中です。

既に多数のお問い合わせを受けておりますので、ここで今年のスケジュールについて大まかな流れを説明致します。

まず、2016年に開催が決まっているのは下記の3ツアーです。

1. 7月16日~22日開催予定
【企業のCSR/CSVの切り口から「サステナブルな社会を考える」カカオ農園ツアー】

「サステナブル(持続可能)」や「サステナビリティ(持続可能性)」という言葉を聞くようになって久しいけれど、それは誰かが達成してくれるものではなく、自らが取り組まなければならないこと。何から始めればよいのかというより、まずは今、世界はどうなっていて、このままだとどうなってしまうのか、しっかり現状を認識をしなければなりません。

その上で、自分にできること、企業としてできること、やらなければならないことを考えます。できることから始めることは重要ですが、何をやるかと同じくらい、「どれくらいのスピードでやるか」という時間の概念も大切です。サステナブルな社会を実現するためには、何をどれくらいのタイムフレームでしていかなければならないのか、Dari Kのホームグラウンドであるインドネシアのスラウェシ島で議論します。

このツアーは日本のCSR業界のトップコンサルティング会社である株式会社クレアン(http://www.cre-en.jp/)及び9年間JICA専門家をはじめスラウェシ島で様々なプロジェクトをリードしてきたインドネシアの専門家である松井グローカル(http://matsui-glocal.com/self-introduction-j/curriculum-vitae-j/)及びエコツーリズム専門のリボーン、そしてDari Kの4社が企画・運営するツアーです。

講師として、国内外の最新の企業のCSRやESG投資状況を熟知し、「バックキャスティング」の手法を用いながら今すべきことは何なのかを分かりやすく説くクレアンの薗田綾子社長、インドネシアの社会経済に精通し、地域や国を超えた連携の可能性を唱える松井グローカル代表の松井和久氏を迎える本ツアーは、社会人のみを対象としたDari K初のツアーになります。

(*こちらは一般募集をしなくなりましたので8月・9月のツアーをご覧ください)

2. 8月下旬の約1週間
【Dari Kの取り組みとカカオからチョコレートを作る体験満載ツアー】

どこにも答えが書いていない。そんな疑問は現地に行かなければ分からない。日本でつべこべ言っても何も始まらない。百聞は一見に如かず!とにかく行って、見て、体験・体感することがどれだけ大事なことか、きっとこのツアーは教えてくれるでしょう。

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★1960年代にはカカオをほとんど生産していなかったインドネシアが今では世界第2位・3位のカカオ産出国になっているのはなぜだろうか?
★13,000もの島々から成るインドネシアの中でもなぜスラウェシ島が国内カカオ生産の7割以上を占めているのはなぜだろうか?
★なぜ農家はコーヒーでなく、バニラでなく、香辛料ではなくカカオを選んだのか?また今後も彼らはカカオ栽培をずっとしていくのだろうか?
★カカオ農家はどういったところにやりがいを感じているのだろうか?

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★カカオの価格はニューヨークとロンドンの国際市況で決まっており、生産者は価格を決められないが、これに対して彼らは何を思っているのか?
★フェアトレードやUTZ認証、レインフォレストアライアンスなどの認証は現地の生産者にどういった影響を及ぼしているのだろうか?
★アグロフォレストリーを実践すると、農園や農家にどんな変化がもたらされるのだろうか?

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★接ぎ木をして生産性をあげることで、農家の所得はどれだけ増えるのだろうか?増えた収入を彼らは何に使うのだろうか?
★質の良いカカオを育てる条件とは何だろうか?そもそもカカオの質をチョコレートを食べたことのない農家に理解してもらえるのだろうか?

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★生産者は何を考えて暮らしているのだろうか?
★自分に出来ることは何なのだろうか?自分にしかできないことはあるのだろうか?

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こんな疑問は現地で全て解決できます!今年も様々なプログラムを用意して皆さんが来るのをお待ちしております。

対象:小学生~大人まで老若男女問わず!(昨年も小学生の親子連れから60代の方まで幅広い年齢層、職業の方にご参加いただきました!)

昨年のツアー募集要項はこちら
http://www.dari-k.com/news_post/%E2%98%85%E3%82%AB%E3%82%AB%E3%82%AA%E8%BE%B2%E5%9C%92%E3%83%84%E3%82%A2%E3%83%BC2015%E3%81%84%E3%82%88%E3%81%84%E3%82%88%E5%8B%9F%E9%9B%86%E9%96%8B%E5%A7%8B%EF%BC%81%E2%98%85/

本ツアーの詳細は4月に公開予定。費用は約30万円を予定(航空券など全て含む)。

3.9月17日~24日開催予定
【途上国ビジネス・ディベロップメント・ プログラム in スラウェシ】

「ソーシャルビジネス」「ソーシャルアントレプレナー」「BOPビジネス」など、途上国の課題をビジネスの手法で解決しようという動きに注目が集まる昨今。欧米では既に多くの大学やMBAなどの卒業生が、大企業ではなく社会性の強い企業に就職したり、自らベンチャーとして起業するケースが増えています。

やりがいがあるのは分かるけれど、純粋に起業することだけでも難しいのに、ビジネスで途上国の社会課題を解決していくということはさらにその何倍も難しい。でも難しいからと言って諦めてしまっては現状は変わりません。

このツアーは「途上国でビジネスを立ち上げる」ためのトレーニング(模擬練習)を行います。自分の商品やサービスありきで、それを途上国に持ち込むプロダクトアウトの考えではなかなかうまく行きません。現地で何が求められているのか、ニーズを探り、それを満たす商品やサービスを開発すること(マーケットインの手法)が重要ですが、ではどうやってニーズを探るのか?

ビジネスのためのフィールドワークはどうやるのか?現地理解・課題抽出のあとは、実際に参加者の皆様にビジネスアイデアを出していただき、それをビジネスモデルへと昇華させていただきます。今回はカカオ農家を事例にやりますが、実際にこのスタディツアーで出たアイデアやビジネスモデルが今後日の目を浴びることも十分あるでしょう。

本ツアーのパートナーはアイ・シー・ネット株式会社(http://www.icnet.co.jp/)。開発コンサルティング業界では言わずと知れたプロのコンサルティング集団です。ODAをはじめ世界各国で様々な案件をこなすアイ・シー・ネットの現地でニーズを汲んだりプロジェクトを遂行する上でのテクニックを学びながら、Dari K流のサプライチェーンマネジメントや出口戦略の考え方をマスターしていただきます。

本気で途上国ビジネスを考える人に送る本気のビジネス・ディベロップメントのスタディツアーです。本ツアーの詳細は4月に公開予定で、ツアー窓口はアイ・シー・ネット株式会社になります。費用は約35万円を予定。
*アイ・シー・ネットの主要プロジェクト実績は下記リンクをご参照ください
http://www.icnet.co.jp/about/result.php

また、上記3ツアーとは別に、企業の研修ツアーや大学のゼミ単位でのスタディツアーなどリクエストに応じてオーダーメード致します。こちらは開催時期・参加人数・費用などある程度ご希望に沿って一緒にお作りする形となります。オーダーメードのツアーにご興味のある方は、http://www.dari-k.com/contact/ よりお問い合わせください。

上記1~3のツアーのお問い合わせに関しては、4月の詳細発表以降に受け付けますので、その旨ご了承下さいませ。

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