春爛漫・今だけのトリュフ
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dari K to the World
ブログ

英語について思うこと

京都という土地柄か、外国人の方もたまにDari Kに
お越し頂きます。ただ彼らは観光客ではなく、
もう京都に何年、あるいは何十年と住んでいる方が
多いようです。
Dari Kのある三条会商店街は寺町商店街や新京極、
錦市場と違ってやはり地元の方がほとんどですからね。
でもこの雰囲気、とっても好きです!
で、今日は何を思ったかというと、外国人の方が
お店に来られたとき、はじめは日本語で「いらっしゃいませ」
と言ってみるのですが、あまり日本語が得意では
ない方の場合、私の方から英語で話しかけると
すごく会話がはずんだりします。
そんな時、もし英語が話せなかったらこんな素敵な
出会いも逃してしまったかもしれない、と思うと
英語ってとても重要だなぁとつくづく思います。
振り返ってみると、私は留学経験があるものの
英語という言語の習得に限って言えば、留学は
あまり関係ないというのが私の持論であり、
経験論でもあります。
自身が帰国子女でも、マンツーマンのネイティブの語学学校に
通っていたわけでもないですし、高い教材を使用していた
わけでもありません。ただ地道にラジオ英会話を聞いて、
貧乏学生がメシ代をケチって高い英字新聞を買って
辞書を片手に読んで、ってそれを根気良く続けた成果と
あとはバックパックで世界を放浪し、安宿で出会った
暇でしょうがない(でも個性的で面白い)外国人と
話していたのが英語が話せるようになった要因ですかね。
留学の良さ(目的)は、海外で新しい友人と、新しい経験が
出来ることであって、英語が話せるようになると
期待して渡航しても、結局たいして英語なんてできるように
ならないんですよね。英語がある程度
話せるようになってから行くからこそ、留学生活が
充実するというもので。
話を戻して、私が英語を真剣に学びだしたのは
高校1年生の時でした。あの時、高校の修学旅行で
当時としては珍しい海外はシンガポールに行きました。
現地の高校生と交流をする場が設けられていて、
せっかく相手が話しかけてくれているのに自分は何も
答えられず(3年間も中学で英語を学んでいるのに!)、
こりゃしょうがないな・・・と思って自分で勉強することに
したのです。
そんな折、小学校の時から通っていた栃木県の地元の
開倫塾(北関東随一の規模の学習塾)の塾長である
林明夫氏と話す機会があり、英字新聞を繰り返し
音読する学習方法を教えて頂きました。
高校生の自分には到底無理だと思っていましたが、
海外のフォーラムやシンポジウムで情報を常に
仕入れてきている林氏の仰ることだから、ということで
がむしゃらに従いました。
その結果、継続は力なりとはよく言ったもので、
辞書片手に続けていたら本当に使える単語を
どんどん覚えることが出来、英語力が格段に
アップしました。
その時は辛くても、やっぱり続けることに意義が
あるんですね。とはいえ、価値を見出せないことを
続けることほど虚しい気持ちになることもないので、
まずは自分の価値観をしっかり持ち、ゴールに
向かってコツコツ頑張っていくしかないと
こうして今ブログを書きながら改めて感じました。
私の英語は、学校で習ったアメリカ英語ではなく、
最後に留学したイギリス英語でもなく、学部時代に
交換留学で行ったシンガポール訛りの英語ですが、
それでも十分です。どうせ日本語だって、栃木訛り
なのですから。
「ごめんね、ごめんね~♪ 」
あれ、このオチ分かってもらえてるんでしょうか!?
(U字工事のマネです、栃木つながりで)
ちなみに、私はネイティブの英会話学校などには
通いませんでしたが(ってか地元には少なくとも当時は
なかったと思います)、京都には英会話スクールって
沢山ありますね。とても綺麗な発音の英会話スクールを
知っているのでご興味ある方はご紹介致します!
もちろん、北関東の生徒さんは開倫塾、オススメです!