春爛漫・今だけのトリュフ
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dari K to the World
ブログ

学生さんはじめ面談をご希望の方へのお願い

ありがたいことにここ数年、多くの方からメールを頂戴します。その中でも特に下記のことを詳しく知りたいので時間をとって欲しいとのリクエストが非常に多いです。

・Dari Kの現地の取り組みの詳細を聞きたい
・社会的起業に興味があるので、起業に至る経緯ややりがい・苦労話を知りたい
・フェアトレードについての考えや取り組みを知りたい

皆さまに関心を持っていただくのは非常にありがたいことです。しかし、1ヶ月間にこのようなメールが50~100通いただいており、このようなお問い合わせが1通もない日はないのが現状です。これはTV露出が増えていることも影響しているとは思いますが、それ以前からのことでもあります。

特に学生さんからの要望が多く、未来を担う若い人たちに少しでも刺激を与えたり、自分の知見を共有するのはとても重要で是非やっていきたいと考えています。

しかしながら、直接時間を作って一人ずつ話をしていたら、本業に支障が出るレベルではなく、本業が全く出来ないほどになりますし、いただいたメールに返信しないということも性格的に出来ないので、これに返信するだけでも非常に多くの時間がかかっているのが現状です。(HPからのお問い合わせメールは他の社員ではなく、全て私がチェックしております)

また、一般の方や会社員の方からの同じような問い合わせも少なくないのですが、「○月○日に京都(あるいは関西)に行く用事があるので、○時ごろDari Kへ行くので時間ください」というようなピンポイントの日時指定でこちらの都合も全く無視の一方的なメールも多々あります。

年間の3分の1から半分くらいを海外(インドネシアをはじめ、色々な国)で仕事をしている私にとって、国内それも京都にいるときは、少しでも店頭で販売に立ち、お客様と会話をしたり、何より社員との時間を取りたいので、非常に困っております。

そこで、通常私が返信させていただいている内容は、直接時間をとることは物理的に難しいため、

➀一般の方の参加が可能な講演会の際は事前にHP上でお知らせするので、そちらに参加していただき、質疑応答の時間や講演後にお話させていただく

➁学生の場合は個人ではなく、ゼミやサークルなどで話を聞きたい人を集めていただき、大学の先生と相談して授業に講師として正式に呼んでいただく

➂「百聞は一見に如かず」なので、インターンとしてお手伝いいただいたり、夏のツアーに参加して、取り組みを体験していただく

とお返事させていただいております。

講演は月にMax3回までと決めており、もう半年先まで埋めてしまっているのですぐのすぐは難しいですが、それでもお話を聞きたいと思ってくださるのであれば是非お問い合わせいただければと思います。

ちなみに、こんなことは本当は言いたくないのですが、面談依頼のメールを出す前にHPやこのブログを読みこんでいなかったり、常識はずれのアポを強引にいれようとする方が思いのほか沢山いて困っています。

そのような方に「メールを出す前には最低限こういうことをしてほしい」と説明するのは粋ではないので、今後は返信なしとさせていただきます(と書いても、そういう方はこれを見てないので意味のない宣言かもしれませんが)

誤解なきように私の考えをお伝えすると、時間はどの方にも平等に1日24時間与えられています。私も皆さんと同じように、自分の時間や家族との時間、社員との時間、お客様との時間、カカオ農家との時間、友人との時間など、限られた時間を色々割り振って生活しています。時間を割くということは、他の時間の割合が小さくなったり、なくなることを意味します。

それゆえタイムマネジメントは非常に重要で、不特定多数の方に自分が持つ有限の時間を積極的に費やすことは本来難しいものです。したがって、上記の➀や➁の提案となるのであって、それは私だけでなくどなたにとっても同じだと思います。

私は会いたい人がいる場合、その人が本を出していれば買って読み込むのは当たり前で、ネットで拾える情報は全て目を通して、しかも全く接点がない場合を除いて、その方とつながりがある方を通してお会いで来るかどうかを尋ねていただいています(直接だと断りにくいときも、人を介せば忙しいときは忙しいと本音でご負担なくご検討いただけるため)。

ぶっちゃけてしまえば、自分はそ会いたい人に会わせていただくときはそれくらい気を遣うので、他の人もそうしてくれればと思うわけですが、「自分の常識=他人の常識」ではないので、あえてこのブログで自分の考えを書いた次第です。

ということで、別に驕ってるわけでも、調子に乗っているわけでもないのですが、まずは面談のご依頼についてメールをくださる前に、その辺の事情を踏まえていただけると非常にありがたいです。