春爛漫・今だけのトリュフ
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dari K to the World
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値段の話③

前回なんでこんなこっぱずかしい話をしたかというと、私はこういう背景があるゆえに、モノの値段というものに非常に特別な感情を抱いているということに最近気づきだした。

そんな私にとって、こと「値段」に対して、私は人の何倍も敏感なのはどうやら間違いない。なぜこれが100円で売っているのか、なぜ110円ではなく、90円でもなく、100円なのか?そんなことを無意識的に考える癖がある。

たとえばコンビニのコーヒー。税込100円の理由は?カフェチェーンのコーヒーが250円や300円であれば200円でも良いのではないだろうか?あるいは同じコンビニ内で売っている缶コーヒーが130円であるならば、挽きたてで香りが高いカウンターコーヒーは150円で販売しても良いとも思えるし、缶コーヒーよりも安くするのが目的であれば、缶コーヒーよりギリギリ安い120円でも良いはずだ。それなのになぜ100円なのだろうか?「ワンコイン」だとインパクトあるとか、買いやすいという理由はもっともらしく聞こえるものの、コンビニで売っている缶飲料やパン、おにぎりだってどれもワンコインの時代はとっくに終わっている。ガムやグミも税込100円とはなっていない。それなのに、なぜカウンターコーヒーは100円なのか?

あるいはホテルのラウンジのコーヒー。なぜ1杯900円なのに売れるのだろうか?同じロビーでビール1杯が800円なのに、コーヒーの方が高いのはなぜ?

はたまたチョコレート。なぜスーパーでは1箱100円で売っているポッ〇ーが、バーではおつまみとして500円とか800円で出してもだれも文句を言わないのに、デパ地下で販売している高級チョコブランドの1粒300円のボンボンショコラは高くて買えない!と言われるのだろうか?「それはバーのポッ〇ーには場所代が入ってるからだよ」と一蹴されそうだけれど、では場所代としての適正な価格っていくらなのだろうか?

富士山の麓(ふもと)で販売しているビールの値段は250円だけど、山頂近くの売店では500円。これも場所代?需要があればモノは同じでも価格は上がって然るべき?

そんな感じで日々悶々としているわけだが、次回はいよいよ本題に入っていこうと思う。